梅雨対策の湿気取りはしていますか?高湿度による被害とカビ掃除

梅雨対策の湿気取りはしていますか?高湿度による被害とカビ掃除

 

梅雨などの雨が多い時期になると、湿気の増加にともなってカビが繁殖しやすくなります。カビが増えると、家や人体に多大な被害を与える危険性があります。そのため、カビの繁殖を防ぐ必要があります。

そこで今回は、カビが発生・繁殖する条件や、カビによる被害について説明していきます。そして、そんな被害を出さないためのカビ対策法も紹介していきたいと思います。これを読んで梅雨のカビに対抗するための知識を手に入れ、しっかりと対策しましょう。

 

 

梅雨対策といえば?気になる湿気はどうやって対処する?

梅雨の時期になると湿気はどうしても増えてきます。そうなるとカビも繁殖しやすいです。そこでまずは、どのような湿気対策があるかをご紹介したいと思います。

 

まず換気!誰でもできるお手軽方法です

基本はやはり換気です。湿気が部屋の中にこもっているからジメジメするのです。なので、そんな湿気を換気してしまうことで、少しでも湿気の量を減らしましょう。ですが、梅雨の時期だと、ただ換気するだけではイマイチ効果が薄い場所もあります。

そんな場所では、扇風機を使うことをおすすめします。扇風機をかけてあげると湿気の溜まった空気を流れ出させることができます。その結果、湿気が少ない状態を作ることができます。換気は誰でもできるお手軽なカビ対策の方法ですので率先しておこなっていくことをおすすめします。

 

重曹は万能アイテム!湿気対策だってできるんです

掃除などに使われることが多いエコアイテム重曹には、なんと湿気取りとしての効果もあります。使い方は簡単で、空き瓶などに入れた重曹を、蓋をせずに湿気の気になる場所に設置するだけです。

こうすると、重曹が湿気を吸収してくれます。設置する場所はなるだけ低いところに置くようにしましょう。湿気を含んだ空気は下に下がる性質があるため、そのほうが湿気を吸収してくれやすいです。

湿気を十分に含んだ重曹は塊の状態になります。これは磨き粉などに利用できるため、捨てずに再利用してしまえばお得です。

 

いらない新聞紙も有効活用!

紙には湿気を吸い込む性質があるのですが、特に新聞紙はその性質が非常に高いです。新聞紙をくしゃくしゃにしてからもう一度広げて、湿気が気になる場所に設置しましょう。こうすることによって、湿気を吸い取る力がさらに高まります。

特に、押入れの中や台所の収納スペース、家具の背部などに設置し、定期的に交換するようにしておくと効果的です。

 

炭は繰り返し使える!コストパフォーマンスが◎なグッズ

木炭は、空気中の湿気が多いときは吸い込み、少ないのときは吐き出す働きがあります。そのため、木炭が設置されている空間は、湿度を一定に保たれることになります。建築などでも、床下に木炭を設置しておくという工法があり、それぐらい木炭の湿度調整効果は確実なものなのです。

さらに湿気を吸い取る機能が低下してきた場合、天日干しすることでその効果が蘇ります。そのため木炭は何度も使うことができるとてもエコな湿気対策アイテムなのです。

 

湿気が溜まった部屋は悪環境!こんな被害がでます

湿気が溜まった部屋は悪環境!こんな被害がでます

 

湿気が溜まった部屋で生活を続けていると、家にも人体にもさまざまな被害が出てくるのですが、一体どのようなことが起きるのでしょう?

 

カビの繁殖で家も人体にもトラブル続出

湿気が溜まると、その環境を好んでカビが繁殖を開始します。カビは、人間の体に侵入すると、アレルギー疾患や、感染症などを発症させる可能性がある有害物質です。その他に、布団や畳の中で、カビやダニが大量発生する原因にもなります。

カビだけでなく、ダニも湿度の高い環境を好みます。そしてダニに触れたり吸い込んだ場合もまた、カビと同じくアレルギー疾患などを引き起こす可能性が高いです。

 

熱中症は湿度が高くても起こりやすい

22℃というそれほど高くない気温にも関わらず、熱中症を引き起こしたというケースがあります。これは、湿度が高い状態の場所にいたのが原因なのです。人間の体というものは、汗をかき、それを蒸発させることで体温を下げることができます。

しかし、ジメジメとして湿度の高い状態でかいた汗は空気中に蒸発しづらいです。そのため、体温が下がりづらく、熱がこもって段々と体温が上昇していきます。そして結果として、熱中症になってしまうのです。

 

そもそもの原因!湿気=カビの理由

湿気が増えるとカビが繁殖するという構図自体は知っている人も多いかと思います。ですが、そもそもどうして湿気が増えるとカビが繁殖しやすいのでしょう?

 

カビの発生条件を知っていますか?

カビが発生しやすい環境には、4つの条件があります。その4つとは、酸素、生暖かい温度、高い湿度、そして汚れです。カビは人間と同じく、酸素がある場所でないと生きていけません。そして、湿度が70~80%以上になると発生しやすくなります。

さらに、その状態で室温が20~30℃ほどになると、育ちやすいという特徴があります。カビは分類こそ植物ですが光合成ができません。その代わりに水分を取り込み、アカや皮脂などの汚れを食べて成長するのです。

梅雨の時期は、特にこの条件が整いやすい傾向にあります。梅雨の時期である6月~7月初旬は夏が近づくことから気温が段々と上昇してきます。その結果20~30℃という生暖かい空気が形成されやすいです。

そして、雨が増えるため湿度も高くなりやすいです。さらにジメジメとした蒸し熱い空気から、汗などをかきやすいため、身体からアカなども発生しやすいです。さらに、雨続きで換気がしづらいことから、日々の掃除をおこたりやすい傾向にあります。

結果、カビが発生しやすい4つの条件が、梅雨の時期だと簡単に満たされてしまうのです。

 

カビの生えやすい場所には特に注意を

カビの発生条件が特に満たされやすい場所というのが、家の中には存在します。

 

・キッチン、トイレ、お風呂場、洗面所などの水回り

・押入れ、クローゼット、靴箱などの収納スペース

・敷布団やマットレスなどの寝具の裏側

・冷蔵庫などの大きな家具の裏側

・畳

 

水回りや寝具の裏側は、風通しが悪かったり、湿度が高まりやすい場所です。押入れやクローゼット、靴箱、家具の裏側などは、湿度が溜まりやすい以外にも、掃除がしづらい場所でもあるためカビが栄養源として好む汚れが沢山あります。

 

原因を知ることが湿度対策の第一歩

湿度が高くなりやすい原因を知ることで、対策も立てやすくなります。たとえば、お風呂の湿度が高くなりやすい原因として、換気扇を十分に稼働させないままドアを開けっぱなしにして、さらに浴槽にお湯を貯めっぱなしにしているような状態であることが多いです。

換気扇は、入浴中はつけているという人が多いですが、湿気を取り除くためには、浴室内の湿気がほとんど無くなるまで稼働させ続ける必要があります。また、お湯を貯めっぱなしだと、常に一定の湿度を発し続けてしまうため、よくありません。

お風呂に入ったら、お湯を抜き、換気扇を半日は稼働させ続けるのがおすすめです。そのほかにも、洗濯物の部屋干しをすると湿度が高まりやすいため、なるだけ湿度が上がらないように、換気をしっかりとおこない、空気の流れを意識した状態で干すようにこころがけましょう。

また、重曹などを洗濯物の下などに設置するのも湿気を多く吸収できると思います。

 

大ショック…カビが生えたらすぐに掃除を

大ショック…カビが生えたらすぐに掃除を

 

カビが実際に生えているのを発見した場合は、すぐさま掃除をおこない除去してしまいましょう。しかし、掃除の仕方を間違えるとカビが空気中に飛び散ってしまう可能性があります。一体どうすれば、カビを飛び散らすことなくキレイに除去できるのでしょう?

 

自分でできるカビ掃除

カビの発生に気が付いたら、大きく広がってしまう前に徹底的に掃除して、除去してしまうのが一番です。しかし、カビは常に空気中に存在するため、掃除するだけでなく除菌をおこなう必要があります。

カビの除菌に関しては、エタノールを使うのが効果的です。エタノールにはカビを死滅さえる効果が含まれています。また揮発性が高いので、すぐに乾きますし、ニオイも残りにくいです。

ただし、エタノールは可燃性のため、火の近くでは使わないように気を付けましょう。また、換気をしっかりとおこなっている状態で使用するようにしてください。アクリル製の用品やワックス加工がされている場所に使う場合は、目立ちにくいところにまずは使用しましょう。そして変質が無いことを確認してから使用するようにしてください。

最初に、カビを掃除するときは窓を開放し換気をおこなうようにしてください。こうすることで空気中を浮遊しているカビを外に出してしまいましょう。これにより、掃除したあとに再びカビが繁殖する可能性を低くできます。

また、空気中に飛散したカビを吸い込まないように、マスクを装着して掃除をするようにしましょう。カビを除去するには、住宅用の中性洗剤が効果的です。まずは、中性洗剤をカビに吹き付けます。吹き付けたらしばらく放置し、濡れ雑巾などでふき取ります。

その後、エタノールで除菌をおこないます。根が張ってしまった黒カビなどはカビ取り剤や漂白剤を使って除去します。まずはカビ取り剤をカビに吹き付け、そのあとにラップを密着させてパックします。

その状態で放置すると、汚れが落ちてきます。汚れが落ちたら、それを洗い流して乾燥させてください。そして最後にエタノールで除菌をおこなったら除去完了です。

 

カビ取り剤などは漂白成分が強い薬品なので、注意が必要です。

そのため床などにはできるだけ使用しないようにしてください。もし使用する場合は、床などが色落ちや変色する可能性もあることを覚えておきましょう。

カビが発生しているとその胞子が床に付着しているので、いきなり掃除機をかけてしまうとカビが空気中に舞い上がってしまいます。そのため、まずはドライモップなどを使ってカビの胞子を取り除きましょう。そして、そのあとに掃除機をかけて細かいゴミを除去していきます。

濡れ雑巾で床などを拭くと湿気でカビを増殖させる可能性もあります。そのため、水拭きをする場合は、拭いたあとにしっかりと乾燥させ、そのあとに除菌をするようにしてください。

 

カビ掃除は大変!こんなときは専門のプロを利用しよう

カビの繁殖が酷い場合は、専門の業者に依頼するのもひとつの手です。あまりに広く繁殖してしまうと、素人の手ではキレイにするのが困難ですし、放置していると人体に影響を与える可能性があります。

カビが酷く広がっている状態だと、壁紙の奥までカビが侵食しているなどの、とても素人には処理が難しい状態に発展していることもあります。また、カビを1度除去したつもりでも完全に除去できておらず、より除去がしづらいカビに発展している可能性が高いです。

このように、カビの完全な除去は個人ではなかなか難しいものがありますので、業者への依頼を考えておくことをおすすめします。

 

まとめ

ここまで、梅雨のカビ対策についてお話してきました。カビは湿気や生暖かい温度などによって繁殖する性質を持っています。そして、梅雨の時期である6月あたりはそうした繁殖しやすい状態が作られやすい季節でもあります。

こうした環境でカビの発生を防ぐには、湿気を室内に貯めないように換気を常に心がけることと、ダニの餌となるほこりや皮脂といった汚れをなくし、常にキレイにするようにしておくことです。

しかし、それでもカビが繁殖する可能性はあります。そうした場合は適切な除去と除菌をおこなうようにしましょう。そして、それでも除去が難しい場合は、専門の業者に依頼してみることをおすすめします。

カビは人体に悪影響を与える可能性もある物質です。そのため、もし発生していたら速やかに除去してしまいましょう。