畳のカビ取りを簡単手軽に!困ったときに試したい3つの方法まとめ

畳のカビ取りを簡単手軽に!困ったときに試したい3つの方法まとめ

 

畳は日本の建物のひとつの文化です。昔の和風建築をはじめ、現代の新しい家でも畳を取り入れている家は多いよう。畳はそれだけ、日本人の生活に密着している大切な建具です。

日常的に対処をすれば、畳のカビは劇的に退治、減らすことが可能です。

今回の記事では、私たち日本人の生活に欠かせない建具である、畳のカビ取りについて解説します。畳にできたカビを取るために使える便利なアイテムから、本格的なカビの掃除方法を紹介。カビを防ぐためにおこなう予防方法まで、ぜひ最後まで読んでカビ対策の参考にしてみてください。

 

 

畳のカビ取りは簡単!家庭にある3つのアイテム

自宅の畳にカビが付いてしまった。そんなときはまず、手軽に揃う3つのアイテムを使って対処しましょう。畳のカビ取りに使う3つのアイテムは、「エタノール」「酢」「重曹」です。

 

表面に付いたカビは「エタノール」

エタノールは、薬局などに売られている市販のものを使います。エタノールは主にケガをしときの殺菌用の薬剤です。エタノールが畳に使えるのは、表面にカビが付いている、比較的軽い症状のときです。エタノールを使うときはまず、手軽に買えるスプレータイプの容器に移し替えましょう。

スプレータイプの容器にエタノールを移し替えたら、畳のうえから、カビの付いた部分にスプレーしていきます。軽く湿る程度で十分です。スプレーをしたら、歯ブラシを使ってカビを磨きます。こするときは優しくこするようにしてください。強くこすると、畳が傷む原因になります。

その後、掃除機でカビを吸い取ります。仕上げにエタノールで除菌し、乾拭きをして終了です。

 

「お酢」でも代用可能

エタノールの代用として、ご家庭にある「お酢」を使うこともできます。お酢を使う場合は、水で10倍に薄めてから使いましょう。薄めたお酢を雑巾に染み込ませて、カビを叩くようにして、拭いていきます。

拭き終わったら、雑巾で同じところを水拭きします。水拭きをするときは、畳の目に沿うようにするとキレイに拭き取ることができます。カビがまとまっているなら、掃除機で吸ってしまうのもよい方法でしょう。

水拭きが終わったら、乾拭きをして畳を乾燥させます。畳は湿気に弱いので、水気をもった状態で放置するのはNG。必ず乾拭きはおこなうようにしてください。また、気になるお酢の臭いは、時間が経てば消えますのでご安心ください。

お酢には除菌効果もありますので、畳のカビ予防にもつながる一石二鳥の掃除方法です。

 

「重曹」も汚れに抜群

畳のカビ取りに使える、最後のひとつは重曹です。重曹を使う際は、水で薄めてエタノール同様にスプレー容器に入れ替えます。

重曹を使ううえでの注意点は、重曹を粉の状態で、直接まかないことです。重曹の濃度が濃かったり、粉の状態で畳にまいてしまったりすると、畳が変色してしまうこともあります。そのため、重曹を使った畳のカビ取りは、次の章で紹介する方法のほうがよいかもしれません。

 

【注意】よくやりがちな”水拭き”はNG!

畳のカビ掃除には水拭きが効果的…、ではありません。畳にカビが生える一番の原因は「湿気」です。畳を水拭きだけで終わらせてしまうと、キレイにするどころかカビを増やしてしまうことにつながります。そのため、畳を水拭きだけするのは避けたほうがよいでしょう。

もし、水拭きをした際は、必ず乾拭きをするようにしてください。

 

カビが取れない…そんなときは漂白剤と重曹!

カビが取れない…そんなときは漂白剤と重曹!

 

軽度のカビの発生であれば、上記の方法で対処が可能です。しかし、畳に黒カビが現れたときは、もっと本腰を入れて対処する覚悟が必要です。畳に発生する黒カビは、簡単に取り除くことはできません。エタノールやお酢を使ったカビ取りでは、対処できないこともあります。

そんなときに使うのが「重曹ペースト」です。重曹と、ご家庭によくある酸素系漂白剤を混ぜて作る「重曹ペースト」は畳のカビ取り、とくに手強い黒カビには、とても強い効果を発揮します。

重曹ペーストの作り方は、とても簡単です。小さな容器に重曹と酸素系の漂白剤を入れます。このときの割合は1:1。ここに少量の水を加えて、軽く伸びるくらいの濃度まで薄めます。完成したら、ペーストをカビのうえに優しく塗っていきましょう。ポイントはカビのうえだけに塗ることです。

ペーストを塗ったら、うえから固く絞った雑巾でペーストとカビを拭き取ります。このときは、畳を叩くようにして拭いていきましょう。こすると畳が傷む原因になります。キレイにカビとペーストが取れたら、仕上げに乾拭きをして作業は終了です。

注意点として、畳やペーストの濃さによっては、畳の色が変色してしまうことがあります。そのため、作業をおこなう前には必ず目立たない場所で、重曹ペーストを試し塗りしてみてください。試し塗りで変色がなければ、本格的な作業を始めましょう。

 

畳のカビを予防するためには〇〇が重要!

畳のカビは発生してからでも、対処することが可能です。しかし、そもそもカビを発生させなければ、畳のカビ取りをする必要もありません。ここでは、カビの発生を防止するために注意したい○○についての説明と、畳の手入れの方法を解説します。

 

畳のカビを予防するには「湿度」が重要

畳に発生するカビの、主な原因は湿度にあります。畳のカビを予防するためには、いかに畳に湿気をため込まないかが最も大切。そのためには、部屋干しをする際には畳の部屋を使用しない、換気を定期的におこなう、部屋の風通しをよくする。そして室内の除湿をすることです。

除湿をする際はエアコンの除湿機能を使うか、小型のものでも除湿器を使用するのがよいでしょう。室内にこもる湿気を減らせば、畳の湿気の量も減り、畳のカビを効果的に予防することができます。

 

定期的にお手入れすることも効果的

畳のカビを予防するには、大きな時間を確保する必要はありません。日常的に乾拭きや、アルコールを使った除菌をすることで、カビの発生を予防することができます。毎日でなくとも、1週間に1度の手入れを習慣にすれば、カビの発生を簡単に抑えることができるでしょう。

 

あまりにもカビがひどい場合にできる対処法

あまりにもカビがひどい場合にできる対処法

 

畳のカビ取りの方法や、カビを発生させない予防法を紹介してきました。しかし、すでにカビがひどく手におえない場合や、本格的にカビの発生を抑えたいと考えるほうも多いでしょう。

そんなときは畳の素材を変える、もしくはカビ掃除の専門業者に相談してみるのもひとつの方法といえます。

 

畳を樹脂製などに替えてみる

現代の建物は昔に比べて気密性が高く、空気の流れが悪いといわれます。そのため、湿気もこもりやすく、畳にカビが発生しやすい状況ともいえるでしょう。そうした建築状況の変化に合わせて、畳の素材も「い草」を使ったもの以外に、新しい素材のものが登場するようになってきました。

そのなかでも、畳のカビ対策に効果を発揮するのが樹脂を素材にした畳です。樹脂でできた畳なら、カビはもちろんダニなどにも強く、快適。清潔に使うことができます。カビの発生を効果的に減らすなら、樹脂素材の畳を検討してみるのがよいでしょう。

 

室内のカビをプロ除去してもらう

また、すでに大量のカビの発生に困っているというかたは、プロによる徹底的なカビ掃除を検討するのもよいかもしれません。今回紹介したエタノールやお酢、重曹を使ったカビ対策は効果的ですが、やはり限界があります。自分の手に負えないと感じたら、業者に相談をしてみましょう。

カビ駆除のプロは、プロ仕様の道具のほか、カビ全般に対する知識が違います。また、カビの駆除作業後には、今後カビが発生しないための対策や、困りごとの相談をすることもできます。畳のカビの発生にお悩みなら、プロへ相談も、検討してみるのがよいでしょう。

 

まとめ

畳は日本の文化の、ひとつの象徴です。畳の付いた和室や、モダンな雰囲気の今風な和室を、家のなかに作っているご家庭も多いはず。そんなときに、カビがたっぷりと発生した畳をみるのはできれば避けたいところでしょう。

カビの発生は、自宅でできる簡単な手入れで防ぐことができます。また、カビが畳に発生していてもあきらめないでください。手軽に揃えられる道具で、畳のカビ取りはすることができます。

しかし、なかには素人で対処できない手強いカビもいるでしょう。そんなときは、専門知識や技を持つプロに相談を。エタノールやお酢、重曹でも対処できない頑固なカビも一網打尽にできるかもしれません。

畳の美しさは、家を快適に保つためには欠かせないことです。ぜひカビの予防をはじめ、手早く対処をおこないましょう。今回の記事を参考にぜひ畳のカビ取り、カビ対策を試してみてくださいね。