敷布団にカビを発見!洗濯で取れる?しつこい布団のカビの取り方

敷布団にカビを発見!洗濯で取れる?しつこい布団のカビの取り方

 

部屋の敷布団に黒いシミが見つかったら、それはもしかしたらカビかもしれません。湿気の多い日本では布団にもカビが生えてしまう危険性があります。もしカビを見つけたらすぐに取り除きたいと感じますよね。

ですが、布団のカビ取り方法によっては余計にカビを発生させてしまうこともあるのです。このコラムでは敷布団のカビを除去するための方法と対策を紹介します。

 

 

敷布団にカビを発見!どうすればよい?

使用している敷布団にカビが生えていたら、早めに取り除かなくてはなりません。もしそのまま使い続けていると、カビが体に悪影響を及ぼしてしまう危険性があるからです。

 

布団のカビ、「見なかったフリ」はキケン

カビが発生する条件は、適度な湿度・温度があることと、カビの養分となるゴミや汚れがあることです。実は、布団の中はこの条件を満たしている場所なのです。

人間が布団に入ると、布団の中は体温で暖められ、温度が高くなります。そして人間は寝ている間に大量の汗をかくため、汗がシーツに染み込むことで布団内に湿気がこもっていき、布団の湿度が高まっていきます。

こうしてカビの発生しやすい状態がうまれ、布団に付着している髪の毛や皮脂、ダニやフケを養分として、敷布団にカビが繁殖してしまうのです。

敷布団のカビをそのまま放っておいてはいけません。カビから出る胞子を吸い込んでしまうと、人間の体は喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を発症してしまう危険性があるからです。場合によっては感染症にかかる恐れもあります。

免疫力が下がっていた時にカビを吸い込んでしまうと、肺炎や気管支炎などのひどい症状を引き起こすことも考えられるため、免疫力の低いお子様や高齢者が使用する布団は特に気をつけてカビ対策をしましょう。

 

布のカビの黒ずみを完全に抜くのは至難の業!

カビの危険性を考えると、早めに対処したいですよね。布団のカビの取り方を知りたいと考える方も多いのではないでしょうか。ですが、カビを完全に取り除くことは、自力でやるには難しいといわれているのです。

一般的な布団のカビの取り方は、エタノールや重曹を使用する方法です。ですがこれらは応急処置であると覚えておいてください。

エタノールにはカビを殺菌する効果はありますが、布団のカビを全て取るには、全体にエタノールを浸透させる必要があります。表面だけ中途半端に殺菌してしまっては、より被害が広がってしまうことも考えられるでしょう。

もし布団全体にエタノールを浸透させることができたとしても、布団を乾燥させなければカビを除去することはできません。湿ったままではまたカビが発生してしまう可能性があります。布団を完全に乾燥させるためには2~3日は天日干ししなければならないため、時間がかかってしまうのです。

重曹はシミ取りによく使用されます。なぜなら、重曹の成分である弱アルカリ性は汚れを取るのに役立つと言われているからです。しかし弱アルカリ性は水に限りなく近い成分であるため、カビ取りではあまり効果を得られないこともあります。

もしカビの汚れを落とせたとしても、特に初期段階のカビは肉眼で確認することができません。布団のカビをしっかり無くしたいと考えている方は業者に相談するとよいでしょう。

 

布団のカビ取り方法

布団のカビ取り法

 

カビをすべて取り除くことが難しいにしても、そのままにしておくことは危険です。応急処置として、布団のカビ取り方法を紹介させていただきます。

 

まずは敷布団の下もチェック、拭き取り除菌しよう

まずは自宅の敷布団をチェックしましょう。この時に布団の中だけではなく下も確認しましょう。敷布団の下は通気性がわるいため、湿気がこもりやすい状態になっています。

特に床に敷布団を敷いている方は、敷布団の下にカビが生えている可能性が高いためチェックしましょう。もしカビのような汚れがあれば重曹を使って拭き取り除菌を行いましょう。

 

敷布団のカビの取り方

まずは水300mlに大さじ2杯分の重曹を入れます。そしてこれをスプレーボトルに入れ、カビの生えている場所に吹きかけます。3分待った後、カビをつまむようにしてふき取りましょう。拭き終わったらエタノールをカビにかけて5分待ちます。その後カビをたたくようにしてふき取り、最後に水でよくふき上げてください。

重曹ではなく、カビ除去スプレーを使用する方法もあります。カビにスプレーして30分置いておくだけで効果が得られます。その後の水拭きも必要ないため簡単です。一度でカビが落ちなかった場合は、何度も繰り返しましょう。

カビが落ちたら布団をちゃんと乾燥させておきましょう。カビ除去スプレーは色落ちの危険がある為、事前に布団の見えない場所で色落ちの確認をしておくことをおすすめします。

 

シーツのカビなら洗濯で丸洗いできる

布団シーツのカビは洗濯すれば丸洗いすることができます。漂白剤を使ってつけ置きする方法がオススメといえるでしょう。液体の漂白剤を規定量の水に入れて溶かします。その後シーツを入れて1時間ほど浸け置きし、最後に洗濯機でシーツを洗いましょう。

白いシーツであれば衣類用塩素系漂白剤を使用することができますが、色や柄付きのシーツは色落ちしてしまいます。その時は酵素系漂白剤を使用すれば色のついたシーツも色落ちの心配なく洗うことができるでしょう。漂白剤を使用する際は換気をきちんと行い、手袋やマスクをつけて作業しましょう。

 

どうしてもカビが取れない布団はどうすればいい?

布団にカビの取り方を試してみても効果がないと悩んでいる方には、業者によるクリーニングや、布団の買い替えをおすすめします。

 

布団のクリーニング店やカビ対策のプロに相談を

先ほども紹介した通り、カビは自力で取り除くことが難しいです。それに、毎日使用する布団を洗濯し続けるのには限界があります。目に見えないカビも除去したいと考えているのならば業者に相談しましょう。

布団のクリーニングを依頼すると、布団の内部までしっかり洗濯したあと高温乾燥も行ってくれます。カビを徹底的に殺菌してくれることに加え、カビが繁殖しにくい布団にしてくれることでしょう。クリーニングを依頼することは今後のカビ対策にもつながるといえます。

 

買い替えの目安と、布団の捨て方

長年使用した敷布団にカビが発生した場合、布団を買い替えるのもよい方法です。カビの範囲が大きいならば、カビを落としきることは難しいです。買い替えを検討しましょう。敷布団の寿命は5年前後と言われています。

カビの生えた布団に寿命が来ているようであれば、カビの範囲は小さかったとしても買い替えたほうがもよいかもしれません。

布団は粗大ごみとして捨てましょう。電話やインターネットで粗大ごみの回収を予約し、粗大ごみシールを購入して布団をいれた袋に貼りつけましょう。あとは回収日の朝に貼りつければ完了です。

普通のゴミとして出すのならば、布団を解体しましょう。小さく切り分け、ゴミ袋に入れて出します。羽毛布団は羽が飛び散るのでこの方法で処分することはおすすめできません。綿布団のみにしましょう。綿布団もホコリが飛び散る危険があるため注意しながら作業しましょう。

 

敷布団のカビを予防するポイント

敷布団のカビを予防するポイント

 

敷布団にカビを生やさないためには日頃から予防することが大切です。少し注意するだけでもカビ予防につながるため、続けていきましょう。

 

テキトーでもいい!布団は毎日上げる

部屋の同じ場所にずっと布団を敷いたままで生活していませんか。先ほども紹介した通り、床に直に敷いた敷布団の下は湿気がこもりやすく、体温により温度が高くなりがちです。このままではカビが発生してしまうため、布団をたたむなど、床から上げておきましょう。

布団の通気性を良くするだけでカビが発生する環境を防ぐことができます。もし、押し入れなどの収納場所がなかったとしても大丈夫です。その場でめくり返しておくだけでもカビの発生率は違います。

 

湿気対策とカンタンな掃除が効く!

カビの発生を防ぐには原因である湿気の対策を行うことが大切といえるでしょう。天気のよい日は布団の天日干しをすることで布団内が乾燥し、湿気を防ぐことができます。また、敷布団と床の間にすのこを挟むだけで通気性がよくなり湿気がこもりにくくなります。すのこ以外にも除湿シートを下に敷くこともおすすめです。

布団に付着したゴミはカビを発生させる原因の1つです。これらを除去するためには布団に掃除機をかけると良いでしょう。布団用の掃除機も市販されているため利用するとよいです。皮脂を防ぐためにも1週間に1回布団シーツを変えるようにすることもオススメの方法といえるでしょう。

 

まとめ

人間にとって、睡眠は大切な時間です。そのため布団は生活に欠かせないものです。もし部屋の敷布団にカビが発生していたら、見た目だけではなく、人間の体にも悪影響を及ぼします。ですがカビは自力での完全除去は難しいです。自力での除菌だけではなく今後カビを発生しにくくするためにも業者に依頼し、しっかりと殺菌してもらうのがよいでしょう。

普段の生活から布団内の湿気に気をつけることで、敷布団のカビを発生しにくくすることができます。布団はたたんで床から離して置くだけでも予防になるのです。毎日続けてカビから自分の身を守りましょう。